借金をしたからといって債務整理をすれば人生は終わらない

債務整理の中で、最も強い効力を持つのが自己破産です。借金の返済に困った人がとる最後の手段としてよく紹介されています。しかし、強い効力を持つ半面、大きなデメリットも存在します。
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自己破産のメリットは、すべての借金をゼロにすることができるということにつきます。メリットは1つだけですが、「貸した金は返さなければいけない」という常識を覆すほどの大きな効力を持ちます。

 

デメリットとしては、5年〜10年という長い間ブラックリストに載ってしまうということです。20代の若い人が自己破産をしてしまうと、その後およそ10年間は住宅ローンや自動車ローンの審査に通らなくなる(7年程度が経過していれば通る場合もある)ので、人生に大きな影響を与えてしまいます。

 

すでに住宅ローンを組んでいる人は、マイホームを失ってしまうという大きなデメリットもあります。資産をすべて失ってしまうこともデメリットです。

 

このように、債務整理の中でも自己破産は最終手段なので、なるべく早い段階で弁護士に相談をして任意整理などで解決してしまうことが望ましいです。

 

長い人生を生きている我々人間にとっては、時には金欠のピンチを迎えて借金せざるを得なくなってしまうことは誰にでも起こることでしょう。しかし、借金するにしてもその理由は重要ですし、事前の返済計画の立案はもっと重要です。その点には要注意です。それに一口に借金といっても、一括返済と分割返済とでは大違いです。
たとえば借りても翌月一括返済できるなら、それで一件落着ですので心配は無用です。しかし毎月のリボルビング返済などで少しずつ分割で返すような場合なら、完済するまでには長くかかってしまいますので要注意です。と言うのも、返済中にお金に困ることも可能性としては十分に考えられるからです。ですから分割返済の借金の場合は、よく考えてから実行しなければならないのです。
ところで、もしも遊び金欲しさに借り入れを行うとしたら、それは考えものです。たとえば夏休みに家族で海外旅行に行きたいからレジャー資金を借り入れするような場合は、本当によく考えてから実行すべきです。そのようなレジャー資金を目的とした借り入れは、決して悪いわけではありません。しかし、借りる金額や返済計画などには要注意です。そうでないと、後で返済に苦しむことになってしまうことでしょう。
また、足りなくなってしまった生活費を補うための借り入れも、よく考えるべきです。確かに、次の給料日には一括返済できるような短期間の小口の借り入れなら大丈夫です。しかし一括返済できずに分活で返済するとなると、それは危険かもしれません。なぜなら、返済中に再び新たな金欠に陥ってしまう恐れがあるからです。そうなると借金は慢性化してしまい、金欠のピンチが次から次へと押し寄せてくるかもしれません。そして最悪の場合は、多重債務になってしまう危険があります。
とにかく借金というものは、基本的には一つで十分です。それを同時に二つも三つも抱えてしまうようでは、先が思いやられます。そんなことでは人生そのものがピンチになってしまいますので、それだけは避けましょう。

 

借金がどうしても返せなくて破産するのは悪いことじゃない

 

借金をして、どうしても返せなくなることはあると思います。例えば、住宅ローンを組んでいたんだけど会社にリストラされて払えなくなってしまった、などです。

 

そうなると頭をよぎるのは破産です。しかし、なかなか踏み切れるものでもないでしょう。破産してしまうと、クレジットカードを作ったり、新たに融資してもらったりすることは難しくなります。また、免責が許可されるまで一部の仕事に就けないなどの制約がつきまといます。なによりも辛いのは世間体でしょう。世間体なんて1円にもならないから気にするな、という意見もごもっともです。とはいえ、実際自分が破産するかどうかの瀬戸際まで行けばどう思うかはわかりません。実際、本当は破産するべき立場なのに夜逃げしたり結末を急いだりします。

 

こんなことをいうのも何ですが、破産は悪いことではないです。
もちろん、無計画にお金を借りてよい、いざとなれば破産してしまえばいい、という投げやりなことを言っているわけではありません。

 

ただ、自分なりに経済活動をして、その一環としてお金を借りたけど返せない、というならば、迷わず破産を選ぶべきだと考えています。

 

なぜならば、そういうルールだからです。

 

私たちの社会はお金の貸し借りを認めています。そのためのルールもたくさんあります。民法に始まり、借金関係だと利息制限法や貸金業法などがあります。その中の1つが破産法です。少なくとも、ルール上、破産というルートも当然想定されているわけです。お金を貸す側にも一定の注意が求められます。言葉は悪いかもしれませんが、債務者が破産して債権がパーになった、というのは債権者の自己責任でもあるということです。

 

また、返せないのに無理やり延命してもいいことはありません。利子は膨らむ一方です。ならば、破産して綺麗さっぱり精算したほうが、お互い気持よくリスタートできるとも考えられます。

 

このように考えると、破産という選択肢を選ぶことは何ら悪いことではないのです。

 

 

もし借金という制度がなかったらどうなるかを考えてみました

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私たちの社会は借金という制度を認めています。ではもし、借金が禁止されているとどういうことが考えられるでしょうか。

 

例えば、水道代を考えます。
普通、水道料金の支払は一定期間分をまとめて支払いますよね。ここでは1ヶ月としておきます。前月の使用量に応じた料金を今月に請求されるわけです。当たり前といえば当たり前ですよね。
ただ、これはよく見てみると、私たちが水を使って水道料金を支払うまでの間、水道局が私たちに水道料金分のお金を貸していることになります。仮に、借金という制度が禁止の世界を考えます。借金がダメ、ということは、商品を受け取ったらその場で代金を支払うことになりますよね。水道の場合も同様です。使ったら使った分をその場で支払う必要があります。しかし、これは現実的ではありません。水は毎日使うものです。また、使う分は日によって異なります。となると、料金も一定というわけにはいきません。これをいちいち支払うのはとても面倒です。
ということで、後払い、つまりその間は借金しているのと同じ状態にするわけです。

 

これは企業間でも同様です。例えばスーパーは典型例です。常に仕入れを行っています。このとき、仕入れの費用は後払いにすることが多いでしょう。なぜならば、面倒だからです。仕入れの個数は膨大です。回数もそれなりのものとなるでしょう。金額も大きいです。それなのに、商品を運び入れた時にいちいち支払っていたらとてもではありませんが事務作業が追いつきません。卸売業者にとってもスーパーにとっても、後払いのメリットが有るのです。

 

 

そして支払いが困難になったときほど債務整理のマニュアルを大切にして行動をとる事で道は必ず開けます。

 

私たちは借金と聞くと、銀行のローンとかサラ金のローンを思い浮かべます。もちろんこれも借金であることに変わりはありません。しかし、この記事で検討したように、借金という制度を利用している場面はたくさんあります。借金というと良いイメージがなく、借金なんてないほうがいい、禁止したほうがいいんじゃないか、という意見もあるかもしれません。しかし、実際私たちの社会は借金という制度を認めていますし、その恩恵を受けています。物事の両面を考えることが重要だと改めて感じるテーマだと思います。

 

参考元サイト
借金地獄脱出!債務整理の口コミ評判と費用やデメリット|サイマニュ